妖館のすみっこ

変人とモン娘どもが、ゆる~く適当に書き散らしている所

- 特別サービス -

MEMO::

3分で読める超馬鹿ショートショート
読後の(リアル)投石等は全面禁止。




「あの~、木村良男さんですね。お迎えに参りました。」
 私の目の前にいる(たぶん)死神だと思う女性が、開口一番に発したのがそれだった。

 何故に、その女性を死神だと思ったのか。
1つ目、私は、約10分ほど前に「死亡」した。原因は落石に当たった事。
高架下を歩いていたら、大人3人がかりでやっと持てるコンクリートの塊が落下してきて……その後、上から見下ろした自分の体は、頭から血が流れ出て(気持ち悪いので以下省略)
2つ目、その女は、背中に黒い鳥の羽を2枚背負っていたけど大鎌を持っていたから、たぶんそうじゃないかな~っと推測しただけど。

「なあ、あんた死神?」
「ええ、そうですよ。バイトですけどね。本職の方々は某地域へ出張中ですから。」
「……」
「あう、そんな変な目で見ないで下さい。えーと、確認のためにお聞きしますけど、あなたは、不慮の事故で死亡したんですよね。」
「そうだよ。落石が直撃してな。」
「はい、結構です。そういう方には、一つだけ願いを叶えるという、特別サービスがございますけど。」
「は?」
「これは、遣り残した事を片付けてから現世を離れるための、特例措置なんです。別に使わなくてもいいんですけどね。」
「どうするか……あ、そうだ。”人間の女性”に、憑依してみたいだけど、無理かな。」
「最近、急にそういう方が増えているんですよね。上に確認してみますから、少々お待ちください。」

 そう言って、死神は携帯を取り出して、何処かに連絡を取り始めた。
「はい……かくかくしかじかなんですが……はい、分かりました。そのように致します。」

「お待たせしました。今すぐでもいいそうです。」
「え? 通ったの? じゃ、今すぐにでも。」















こうして、私は希望通りに憑依出来た。
そう、たしかに”人間の女性”には間違い無いが……それが、女の子の赤ちゃんで、天寿を迎えるまで幽体離脱不可って……


「オギャーオギャー(訳:こんなの絶対詐欺だー)」




あとがき

 ああ、お客さん、石を投げないで下さい。SS書きリハビリ中なんですから。
 魔夜峰央の「魔ジャリ」を(近所の本切りでを立ち)読んでオチを思いついたので、即興でカキカキと。

 あ、そうそう、本職が出張している某地域って、日本国外です。念のため。
……国外なだけで、どこかは不明だけど。

 ちなみに、作中の死神は、あっち側にいる堕天使(※投稿時)でつ。

2004/11/21 UP 鈴奈

  1. 2004/11/21(日) 12:00|
  2. 自作 ― その他
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