妖館のすみっこ

変人とモン娘どもが、ゆる~く適当に書き散らしている所

メイドの増やし方?

MEMO:

処女作。
アリア誕生話 プロトタイプであり、黒歴史(闇に葬られるモノ)。
現在は、誕生方法自体、別形式。記録(※SS)編集中




これは、マリーネ様がまだ屋敷を留守にする前のこと。
セレナが主人から申し付けられた用事を済ませて、その報告をするために部屋の前に来た所から、話は始まる。

コンコン…「セレナです。」
「入りなさい。」
「失礼します。」
「あ、お邪魔でしたか?」

主人の目の前には、見た感じ15,6歳の女顔の少年が、腕を縄でグルグル巻きにされていた。
彼の格好は、『何かの意図を持って進入しました』としか思えない、盗賊のそれであった。
ただ、魔眼で魅了されているせいか、おとなしく、目は虚ろになっていた。

「構いません。話を聞く前に…羽をしまっておきなさい。出しっぱなしですよ。」
「あ゛っ、すみませんでした。」
「ところで、彼の様子はどうでしたか?」
「はい、解呪は出来たようですが…」
「が?」
「あの姿が癖になったようで、『錬金術師にそのための道具を作ってもらった』―と言っておりました。
それで、もう使わないのと危険なので、その道具を私が預かってまいりましたが…」
そう言って取り出したのは、大人の拳ぐらいの大きさで淡いピンク色をした宝珠であった。
「彼の説明では、『女性が触ってもなんともないけれど、男性が触ると肉体だけが女性に変化する』と言ってました。
 私に譲るまで、危険なので見せてはいなかったそうですが…」
「なるほど、私の所なら確かに外に出る事は無いので安全だけれど…それで、効果のほどは?」
「言っていた通りです。彼は、完全に女性化していました。」
「その宝珠はそこのテーブルに置いて。それと、この件は最後の課題を終えたから、良しとしましょう。」

「ところで、マリーネ様。その男は?」
「ああ、この人間ね。昨日の夜、貴方の部屋を荒らそうとしていたので、とっさに魔眼で魅了して捕らえておいたのです。」
「それで、尋問のほうは…」
「まだです。一応、関係者として立会いなさい。」
「はい、わかりました。」

「私の質問に答えなさい。分かりましたね。」
「…はい。」
「貴方の名前と年は?」
「…アルト、16歳です。」
「お仕事と経験の長さは?」
「…シーフ。まだ10年です。」
「それでは、ここに何をしにきたのですか?」
「…セレナとか言う女の部屋に行き、脅迫材料になる何かを、取ってくるためです。」
「!! こいつ!」(怒)
「待ちなさい、セレナ。それで、その仕事を頼んだのは誰ですか?」
「…わからない。」
「わからないのは、何故ですか?」
「…そいつは、妹を誘拐して、取って来いと手紙で脅迫してきたからです。」
「マリーネ様、これで、黒幕が分かりました。ひどい商売をしているあいつです。」
「あらあら大変ね、ひどい商売敵がいると…。」(笑)

「さて、これから、どうしましょうか…」
マリーネは、そう言いながら宝珠を手をやり、
「セレナ。これを試してみましょうか?」
「私は、それで構いません。その前に、彼の意思を聞いて下さい。」
「では、彼にかかっている魅了を解きましょう。」
マリーネは、そう言うと、少し呪詛を唱え、魅了を解いた。

「ここはどこだ!」
「ここは、私の部屋です。」
「ちっ、捕まったのか。仕方ない、好きにしやがれ!」
そういって、盗賊は逃げもせず、その場に座り込んだ。
「まあまあ、そう慌てないで。まずは、自己紹介をしておきましょう。私は、マリーネ。ここの主人です。
 そして、このメイドがセレナ。あなたが侵入した部屋の主です。」
「はぁ。」
意気込んでいた男は、温和で、急な自己紹介に面食らっていた。
マリーネは、冷淡な口調で「あなたは、妹を人質にとられて、ここに盗みにきたのですね。」
疑問形ではない断定に、盗賊は即座に「はい。」と答えた。
セレナが、横から続けるように、口を開いた。
「仮に盗みに成功しても、無駄だったのよ。誘拐犯らは、即座に口封じをしてくるから…」
「えっ?」
「信じるも信じないもあなたの勝手けど、私は嘘は言っていないわ。あいつらの汚さは良く知っているから…」

「続けてもいいですか、お二人とも。」
「「はい。」」
「では、あなたに、2つの提案があります。
  一つ目は、あなたがこの宝珠に触り女性になって、ここでメイドとして暮らす。
  二つ目は、そのまま役人に突き出される。二つのうちの一つを選びなさい。」
「…えっ!」
「決めるのは、あなたよ。どうするの?」

盗賊は、しばらく考え込み……うなだれた表情で、
「宝珠を触りますから、妹を…、妹をどうか…」
とだけ、答えた。
「分かりました。セレナ、縄を解きなさい。」
「はい。」と答えた後、盗賊を立たせ、
「あ、そうそう、逃げようとおもわないでね。今度は、容赦しないから!」と付け加えながら、縄を解いていった。
盗賊は、縄を解かれた後、一回大きく背伸びをすると、テーブルに置かれていた宝珠に手を伸ばした。
宝珠は、手が触れた瞬間、一瞬だけ明るさを増し、すぐに元の淡い色に戻った。

その直後、彼の背丈は少しばかり華奢になり、肌は白くきめ細やかになり、手は細くなり、髪が腰のあたりまで伸びた後、 その場に、(ぺったんこ座りで)座り込んでしまった。

「……ぜ、全体的に変わったのかしら?」
マリーネは、当然と言うべき疑問を口にした。
なぜなら、見た目と気の流れが女の子に近い感じがするだけで、服はまったく変化していなかったからである。
セレナは、「ごめんね。ちょっと、さわらしてね。」と言うと、アルトの胸のあたりに手を置いてみた。

むにゅ。その手には、思っていたよりは大きくはなかったが、女性特有のふくらみが感じられていた。
アルトは、初めての感覚に、上ずった女の声で、「あん!」と叫んでしまった。
それに対して、セレナは「あっと、ごめんね。」と言いながら、胸から手を離した。
二人のやり取りを見ていた主人は、「確認は、それまでとしておきましょう。」と宣言した。

セレナは、内心では「腹下部の方も見てみたかったなー」と思っていたが、口にする事は止めにした。
もっとも、そう考えるのは”淫魔のサガゆえ”なので、攻める事は出来ない。

「あのー、マリーネ様。実はもう一つ頼みたい事が…」
「なんですか、アルトさん。」
「名前なんですが、盗賊だった『アルト』は、もういないので、『アリア』にしてもよろしいでしょうか?」
「それは、構いません。では、あなたの妹さんは、私の方で何とかしておきましょう。」
「はい、お願いします。マリーネ様。」
「それでは、マリーネ様。アリアですが、メイドとして再教育しますので連れて行きます。」
そう言うと、セレナは、彼女の服の襟首の所を、後ろから掴み、ずるずると引きずっていった。

この日から一ヶ月ほど、セレナの部屋から尋常ではない悲鳴が聞こえていたが、
(身の危険を感じて)誰一人、セレナに追求する者は、いなかったと言う。


――それから、どっしたの?
鈴奈 :「…それは、また、すごい話ですね。」
アリア:「ええ。でも良かったです。」

「アリアお姉ちゃん~、こっちも手伝ってよ~。」

アリア:「はーい、今行きまーす。あ、あれが妹です。」
 そう言って、アリアは声のした方に、駆け出していった。

鈴奈 :「よかったね、2人とも。あ゛、何盗もうとしていたのか聞くの忘れた。」
セレナ:「何の話ですか?鈴奈さん?」(^^メ)
鈴奈 :(ギクッ)「い、いえ。何でもないです。(^^;) そ、それじゃあ…失礼します!」(逃走!)

セレナ:「はー、まったく。でも、あの時は良かったわ、”くまのぬいぐるみ”を取られなくて…」



あとがき

 この話は、元々「ある話」(二人が言っていた「彼」に関するモノ。今は「彼女」だけど(^^;)
の後日談的サイドストーリーとして書くつもりでしたが、先に書いてしまいました。
注:肝心の「ある話」は、ある程度のプロットだけはあるけど、まだ手をつけていませーん。

えっと、まあ、本当に(乱)雑文なのが…しかも、ようやっと上がった、処女作なのよね…これ。(核爆)
#TSシーンなんか、はしょりまくっているし…(ののじ、のノ字…)


おまけ by はぐれこかとりす
 1.「後日談的サイドストーリーの番外編で、『錬金術師の身内(姉)の"宝珠によるTS強要→固める(石化)"計画』ってのがあるけど、
   (しょうもない事情で、)書きにくくなった」って、鈴奈が言っていたのは、ここだけの秘密だ。(マテ、コラ
   #誰も、あの宝珠が1つだけとは、言っていないでしょ。

 2.「くまのぬいぐるみ」って、鰤たんのアレじゃなくて、某”まの(ピー)るもの”(同人誌)の”はちみつk(ギャー)…



=□〇_(←返事が無い。しかばねのようだ。)



2003/01/02 UP 鈴奈
#やーん、12月中UPのつもりが、年越ちゃった。(切腹)


・2017年 補足
……何やっていたんだか、昔の私。(ーー;)
この話が黒歴史になったのは、アルト→アリアになった事情を「自己MP過剰による身体強制変更」にしたせいだったり。
※この世界での最大MP量は、女性>男性という扱いです

実はこの変更、アリサも絡んでいるけど、その事は、別の話にて。

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  1. 2003/01/02(木) 12:00|
  2. 自作 ― 妖館
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